原作はたった15分のアニメ?!人間とロボットの素敵なドラマ【ワクワク引きこもりライフNo.5マンガ編】
皆さん、おはようございます♪
錦巧(にしきたくみ)です!
よく考えたらタイトルの付け方、ネタバレしてるようなもんじゃね?と思い、読者を引きつけるような書き方に変えて見ました♪
タイトルの役割を考えると、こっちの方が良い気がする。本もタイトルと帯に書いてる1文を読んでから、買うかどうか決めるもんね。
さて、本日ご紹介するのは、作品自体も制作工程も不思議なドラマのあるマンガです♪
僕はどんな作品でも、生まれるドラマがあるものだと思っていますが、このマンガはそれまで聞いたことのない過程を経て作られました。
まず、原作はたった15分のアニメーションでした。
アニメ原作でマンガに展開していく流れ自体は珍しくありませんが、異様に短い!
しかもテレビ放映されていたわけではなく、インターネット上で公開してブレイクしたとか。
公開当時の2008年は、まだネット上でのアニメでブレイクする作品は聞いたことなかったので衝撃的でしたΣ(゚Д゚;)!
なんと、その人気ぶりから映画まで制作されています。私も見ました。
その後、太田優姫氏の手により、全3巻のマンガにコミカライズされました。
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するドラマチックな作品はこちら♪
「イヴの時間」
舞台は未来、たぶん日本。ロボットが実用化されて久しく、”人間型ロボット”アンドロイドが実用化されて間もない時代のお話。
このころのアンドロイドは実によく出来ており、外見では人間と区別がつきません。
そのため、頭上にアンドロイドであることを示すリングを表示することが、アンドロイド側に義務づけられています。
表紙に描かれた主人公の少年リクオは、自宅のアンドロイド「サミィ」の行動記録に、命令にない場所への移動記録を発見します。
気になったリクオは親友マサキとともにその場所に行くと、そこは地下にひろがる不思議なカフェでした。店の看板にあるルールは「当店内では・・・人間とアンドロイドの区別をしません」
そこにいる人は誰も頭上にリングがありません。
誰が人間で、誰がアンドロイドかわからず、一人ひとりの”人間らしい”思いと向き合い、そして彼らを通して自分たちの過去と向き合うリクオたち・・・彼らのドラマと、イヴの時間の存在する意味とは。
なんかあらすじに書いてそうな煽り文句を作ったことに自分でも驚いてますが、ロボットが好きでなくともこの作品は魅力的にうつるのではないでしょうか?
そこには人間もロボットもなく、ただ一人ひとりの思いで生み出されるドラマがあります。
近い将来、こんな未来が訪れてもおかしくない、そのときこんな優しい世界があっても良いんじゃないか?そんな風に思わせてくれます。
マンガもアニメも素敵な作品です。
こんなときだからこそ、普段見ないような作品で新しい刺激を得るのもいいのではないでしょうか?
それでは、本日もワクワクな引きこもりライフをお楽しみ下さい。
錦巧